2005年11月19日
『私のだいじな場所〜公共施設の市民運営を考える』完成!→完売しました
★2013年9月30日現在 完売いたしました・ご愛顧ありがとうございました。★
★以下は2005年11月19日時点での記事です★
2004年秋から「協働→参加のまちづくり市民研究会」で取り組んできた「公共施設の市民運営調査プロジェクト」の報告書がようやく完成しました。
常務理事の西川が、プロジェクトリーダー兼編集長をやらせていただきました。
多くの方々のご参加とご協力をいただきました。
あらためてお礼申し上げます。
『私のだいじな場所〜公共施設の市民運営を考える』
編集;協働→参加のまちづくり市民研究会
発行;市民活動情報センター・ハンズオン埼玉
A4判変形 128ページ
どうぞよろしくおねがいいたします。
……えっ?内容ですか?一言でいうと、
「官か民か」じゃないんだよ!
っていう本です。
そして、
「役所運営はもういらない!」
「でもお金じゃないんだよ」
という本です。
●加藤哲夫さんからメッセージをいただきました。
市民が創ってしまう公共の場、もうひとつの公共が発生する場、そんな場の魅
力と秘密が、この本には満載です。公共施設をNPOが受託すればそんな場が
創れるかというと、そうは問屋が卸しませんという本でもあります。官から民
への二極論を超える、貴重な現場からの実践報告でもあります。本年度のベス
トミステリー大賞ならぬベストNPO本大賞をあげたい!私の書いた本もいい
けど・・・
加藤さんは、全国にさきがけNPOで市の市民活動支援施設を受託、日々奮
闘してらっしゃいます。せんだい・みやぎNPOセンターの代表理事さん。
『市民の日本語 NPOの可能性とコミュニケーション』(ひつじ市民新書)
は、私のだいじな場所をつくりたい人におすすめの一冊です。
投稿者 hands-on
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» 『 私のだいじな場所 公共施設の市民運営を考える 』 from 私のだいじな場所 - yotuさんのブログ - 協まち茶屋〜協働による参加のまちづくり市民研究会
http://machiken.org/mk/uploads/img43804ff53cc7a.jpg 『 私のだいじな場所 公共施設の... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年12月05日 00:53
» お客さんです〜 from 日本NPOセンター 事務局だより
市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉の西川さんが立ち寄ってくださいました。 手... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年02月02日 18:30
コメント
『私のだいじな場所』ようやく読み終えました。特に、興味深かったのは、「まちを子どもの宝物にする仕組み」(ふくだまこと)、「公共の語り方考」(西川正)、「『こちら』と『あちら』」(伊関友伸)の3つのテーマです。
ふくださんの原稿では、保護者の分析に興味を持ちましたが、私の経験では、ここに登場していない「傍観者をよそおう保護者」が増えているのではないかということです。「コトがおこって」、しかも自分に非常に有利あるいは不利な状況が起こって初めて極端な位置から参加する人たちです。市民活動は、時々身内でのみ盛り上がる傾向がありますが、それをどう乗り越えていくのかがこれからの課題だと考えています。
西川さんの原稿からは、「公(おおやけ)」「公共」「公営」とを混在させた議論を時々している自分に気づかされました。確かに、英国で public school といえば、私立学校を指しているわけですし、この違いを相互に理解して(少なくともお互いの使い方の意味を確認して議論しなければ、すれ違いになることは明らかです。
伊関さんからは、丁寧な枠組みを学びました。非常にスッキリした議論で、このような枠組みを相互に理解すれば、議論のすれ違いが少なくなることでしょう。
「公共は発生する」(120頁)。まさにその通りだと思います。私自身の考え方とは少し異なる点もありますが、「発生させる」ためには、少なくとも議論が必要です。この本は、少なくともそのきっかけを与えてくれていることは間違いありません。
もし、この頁を見られた方があれば、是非一度読んで、それぞれの地域で議論をされたらいいと思います。私も、大阪の地でそれをしてみたいと思います。
投稿者 山縣文治 : 2006年02月16日 00:43
山縣様
ご丁寧なコメントありがとうございました。感激!
ぜひ、一度「みなくるハウス」におじゃまさせてくださーい!!
場をつくる、つながりをつくるという発想が、いまとっても求めれていて、一番せっぱつまっているのが子育ての分野なんだろうと思ったりしています。
ぜひまたお会いしたいです(西川)
投稿者 西川正 : 2006年02月16日 11:14
この本の専用ブログができました。
こちらもおたちよりください。
http://www.hands-on-s.org/daiji/
いろんな方のコメントなどもいただいてます。