さいたまアリーナ報告1★情報班
3月18日〜31日まで、ハンズオン埼玉として
さいたまアリーナの避難所で、情報班として活動してきました。
情報班の主な仕事は、「情報を受信→掲示板に張り出す」だ。
アリーナ内15ヵ所の掲示板をつくり、
食事の時間・消灯時間といった基本情報から、
おふろマップ・近隣のお店や銀行、子育て支援やペット支援まで。
ハリハリ隊は、学生ボランティアががんばってくれました。
情報班のもう1つの仕事は、福島と埼玉をつなぐ「福玉ボード」
埼玉から福島の人へのエール、
福島から埼玉の人への感謝の手紙、それを見える形に掲示するボードだ。
福島の方からのメッセージ、1つ紹介したいと思います。
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埼玉の皆様へ
私は今回の地震での津波にあいました。
主人の家業である工場が津波により全壊。
廃業に追い込まれましたが、命があっただけでも
感謝という気持ちで過ごしている中、皆様の温かい
対応に、折れそうだった心が元気になりました。
主人を地元に残しての避難生活。
毎日が不安で泣きそうな私たちに本当に心から
心配してくださり、毎日、毎日声を掛けて下さいました。
子どもがまだ小さいため、お風呂などの心配を告げると、
ボランティアの方々が自宅のお風呂を開放して下さりと。
礼を尽くしても尽くしきれません。
この報恩感謝の気持ちを忘れず
私も人の役に立てる人間になろうと改めて
決意させていただきました。
皆様の事は生涯忘れません。
本当にありがとうございました。
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……悲しみ、不安、いろんな思いを抱えての避難生活。
ボランティアが声を過ぎたり、ご迷惑な部分もあったかと思います。
それでも、このようなお手紙をたくさんいただき、
私たち埼玉のボランティが、どれだけ勇気づけられたことか。
「宝もの」です。
福島のみなさん、ありがとうございます!
たった2週間でしたが、アリーナでいろんな事がありました。
追って報告していきたいと思います。(わかお)