NPOと行政の対話フォーラム
本日は日本NPOセンター主催の「NPOと行政の対話フォーラム’12」に参加してきました。
お目当ては、NPO法改正で新たにできた都道府県・市町村単位で寄付者への税制控除が可能なNPO法人をしている条例指定NPOの制度について。
発表者は、ハンズオンではおなじみのNPO法人シーズの関口さんと先週ファンド研でお越しいただいた神奈川県の井出さん。
神奈川の事例については、ファンド研でもかなり詳しくお聞きできましたが改めて全国的な動向も含めて学ぶ機会になりました。
神奈川県が2月からスタートしたのが都道府県レベルでは全国初。
しかし、市町村レベルでは既に北海道内や沖縄県内などの複数の自治体で取り組みが始まっているとのことでした。
参加者の関心も非常に高く、条例制定を検討している自治体職員を中心に全国から多くの方が参加していました。
後半は、「具体的な指定NPOの要件を考えて見よう」とのテーマでグループワーク。
私の班では「一般選挙の投票時に、応援したいNPOにも一票を入れてもらい、一定数の票を獲得したNPO法人は指定NPOにする」という案がでてきました。それ以外にも、会員1,000人以上、ボランティア参加200人以上など、様々なアイディアが出されました。
埼玉ではまだまだこれからの動きになりそうですが、ぜひ私たちとしても条例づくりに参画していきたいと思います。