第47回ファンド研のご報告
昨日、東京ボランティア・市民活動センター 熊谷紀良さんをお迎えしてファンド研「今、改めて助成金を考える──東京都社協民間助成団体部会の活動から」を実施しました。
▲今回は和室が会場
東京ボランティア・市民活動センターでは広域の中間支援センターとして、多くの企業や財団から相談が寄せられるそうです。
その中で団体同士の情報交換の機会として、助成団体部会を立ち上げ毎年助成金情報の冊子なども作成しています。
センター自身も独自に助成金を持っており、その時代ごとのニーズを把握すると共に、新しい助成先を検討している企業や財団にはニーズにあった助成金のあり方を提案しているとのことでした。
また、近年はNPO法人への税制優遇も進み、助成財団を設置して助成を行う企業だけでなく、企業が直接NPO法人に助成を行うプログラムも増えているとのお話もありました。
▲茶釜とよく似合う講師の熊谷さん
参加者からは「どうすれば助成金の申請書を上手に作成できるのか?」などの質問も寄せられ、「基本は決められた様式の中に必要な情報を書き込むことが大切。添付資料は多く付けてもあまり効果がない」などのアドバイスがありました。
詳しくは、東京ボランティア・市民活動センターで発行している助成金ガイドブックにも書いてあるとのことです。
また、ファンド研としても今後埼玉版の助成金ガイドブックないし、リソースブックを作っていけたらとの提案もあり、大いに盛り上がりました。