第48回ファンド研のご報告
昨日、第48回地域ファンド研究会を実施いたしました。
ゲストにはさいたまNPOセンターの生越康治さんをお招きし、県内NPOの最新の実態調査の結果をもとに
「NPOのお金の困りゴト」について学びました。
Q:運営上で困っていることは?
1、特定の個人に責任や作業が集中する(46%)
2,活動資金が不足している(38%)
Q:行政に望む支援は?
1,活動に対する資金援助(補助金・助成金)(65%)
2,活動の拠点となる場所の提供 (32%)
従来の調査と比較すると、行政との協働を行ったことのある団体が大幅に減っていることなどがあげられていましたが、回答率が55%と回答しているNPOとそうでないNPOで偏りを考慮する必要がありそうだとのお話でした。
助成金についての調査では
☆少額でも継続的な助成制度の設置を
☆一定の割合や上限を設けて人件費など一般管理費の計上を認める
☆審査基準に「先駆性」ばかりを求めないでほしい
などの声が寄せられていました。
調査報告書は、埼玉県やさいたまNPOセンターのホームページからPDF形式でダウンロードできるとのことです。
埼玉県ホームページは こちら
埼玉のNPOの今が見える報告書なのでぜひご覧ください。